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[13] 【10-06】 九層地獄へ潜りませう 準備スレッド 2
日時: 2015/10/02 21:22
名前: JUN ID:i2JAgAgY

本卓の参加者の方はスレッドを利用して、卓の準備をお願いいたします。

返信100件を超え
過去ログ落ちしたようなのでたてました。
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第2階層ディス ( No.14 )
日時: 2015/10/08 20:30
名前: 魔人 ID:uTvX35Fs

〜第2階層ディス回想シーン〜

第2階層はほぼ全域が都市になっており、黒く汚れた、焼けるように暑い、感覚を混乱させるような空気が辺りに一帯におびていた。

ディスパテルに会うべく、鉄の塔の城門前に着くと、左右には溶岩が流れる道に10体のアイアンゴーレムが立ち塞がっていた。

黒髪で目が赤く手にロッドを持っている男が、露出度の高い服を着た3体のデヴィルの娘を伴い、塔から出て来た。

彼が鉄の公爵ディスパテル。第2階層ディスを統べる君主であった。

「ふむ。初めまして。ハイローニアスの娘を追ってきたのだろうが、残念だったな。すでにマモンの手下に引き渡したから、今頃はミナウロスだろう。まぁ、あきらめろ。ベルは君主になりたての新参者だったからなんとかなったんだろうが、このディスパテルにモータルが何人集まったとて敵いはせんよ。神に逆らう愚かな貴様たちを鉄の錆へとしてくれよう。」

傍らのデヴィルの娘たちが魅了の攻撃を仕掛けてくる。

「仲間になれば、私たちの身体を好きにして良いのよ。」


(PCの放った拳が彼の胸を打ち抜く。)

ディスパテルはただ無言で倒れる。取り巻いていたデヴィルたちは逃げていく。君主の分身を打ち破ったことで、一時的に周囲の熱気がなくなり、一陣の風が君たちを包み込む。それは新たな戦いを強いる運命の、ほんの僅かな贈り物であった。
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