バロヴィア人の言伝え ( No.29 ) |
- 日時: 2016/09/12 23:49
- 名前: SIM ID:AFCp6h9I
- バロヴィア人は迷信的な民です。
彼ら間で伝わる言い伝えに次のようなものがあります。
★悪魔ストラード ストラードとヴァンパイアについて、バロヴィア人は次のことを信じています: ●ストラード・フォン・ザロヴィッチはヴァンパイアであり、彼はレイヴンロフト城に居住しています。 城では誰も歓迎されません。 ●悪魔ストラードは、バロヴィア人の祖先の忘れられた罪のために、この土地に与えられた呪いです。 ●ヴァンパイアは、日昼その棺の中で眠らなければなりません。 夜に、狼と害獣を召喚して命令を与えることができます。 ヴァンパイアは、コウモリ、狼、あるいは霧の雲に変化することができます。 人の姿のときは、その強力な凝視であなたを支配することができます。 ●ヴァンパイアは、住人の招待なくして住宅に入ることができません。 流れる水は酸のようにヴァンパイアを焼き、日光はヴァンパイアを焦がし燃え上がらせる原因になります。
★バロヴィアの土地 バロヴィア人は彼らの故郷について次の事実を知っています: ●バロヴィアの土地を去ろうとする者は誰でも、霧によって窒息します。 引き返さない者達には死が訪れます。 ●多くのよそ者達が、この数年の間にバロヴィアへ訪れましたが、彼らすべてはいずれ死ぬか、姿を消しました。 ●狼、ダイア・ウルフとワーウルフがスバリッチ・ウッドをうろつき、飢えたコウモリが夜空を満たします。 ●バロヴィアの村は谷の東端に位置します。 その村長はコリャン・インディロビッチと呼ばれています。 ●ヴァラキの町は谷の中心に存在します。 その町長はヴァーガス・バラコビッチ男爵と呼ばれます。 ●クレズクの要塞化された村は谷の西の端に存在していて、古い修道院の周りに建てられています。 村の村長はドミトリ・クレズコブと呼ばれます。 ●ワインはバロヴィアの血です − 人によっては、そのために生き続ける唯一の理由です。 バロヴィア人の酒場は、クレズクの近くの「ワインの魔法使い」醸造場から、それらのワインを手に入れます。 ●強大なパワーを持つ狂気のウィザードが、バルトーク山の山麓の丘にたびたび訪れます。 彼はヴァンパイアの友人ではなくよそ者です。
★信念と迷信 バロヴィア人は自分の世代から次の世代に伝える根深い宗教的な信念や迷信があります: ●二つの神の軍隊がバロヴィア人の人々を見守ります: モーニングロードとマザー・ナイト。 ●ストラードの呪いが土地に降りかかる前に、モーニングロードは日の出から日没までバロヴィアの人々を見守りました。 今、太陽は何世紀もの間陰って輝かず、モーニングロードは祈りに応えることはありません。 ●マザー・ナイトの存在は夕暮れと夜明けの間に最も強く感じられますが、夜間に祈りに応えることはありません。 彼女がバロヴィアの人々を見捨て、祖先の罪を罰するために悪魔にストラードを送り込んだと広く信じられています。 ●霊魂が夜中にレイヴンロフト城へ向かってオールド・スバリッチ道に沿って彷徨います。 これらのファントムはストラードの敵の残滓で、このいまわしい運命は彼に抵抗する者すべてに訪れます。 ●ヴィスタニは悪魔ストラードに仕えます。 彼らはそのためにバロヴィアから去ることを許されています。 ●あなたに不運が起きないよう、決してカラスに害を与えないでください!
これらにはすべて真実とは限りません。 ただ、バロヴィア人はいずれのものも強く信じています。
|
|