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[2] 【W-02】「 エイト・レルムズ」 準備スレッド
日時: 2018/07/10 22:40
名前: Manbo◆Dwarf/rX7I ID:JNAaW3XA

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その神々しいドワーフ――実際のところそれは「神々しい」などといったものではなく、
定命の移し身に宿った神そのものでした――が手を挙げると、
集まった者らはいっせいに静まり返りました。
自らの守護神格の前において、不遜にも口を開こうとする者は当然のごとく誰もいませんでした。
"静かなる番人"は、己の背後に控えた一人のドワーフを指し示しながら、
岩の転がるがごとき重々しさのある、聞く者の魂魄にまで響くような声で言いました。

『見よ、これこそなんじらが戴くべき王
大いなる"改革者"ターク・シャナトの遺産たる
八つのうちのひとつを継ぐべき者
滅びの足音をその背に聴くなんじらが王国に
いま再びの興隆をもたらすべき者

いざ、なんじらが王を称えよ
頭を垂れ、その言葉に従え
我、"山の下の秘密の管理者"たるドゥマソインの名において
この者こそなんじらの王たる者なり』

こうして新たな王が立ち、王国はそれから1400年以上の長きに渡り、今日まで存続することになるのです。
(シャナタール年代記:第四篇イルトカザル篇より)
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メンテ

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■はじめに ( No.1 )
日時: 2018/07/10 22:21
名前: Manbo◆Dwarf/rX7I ID:JNAaW3XA

フォーゴトン・レルムのフェイルーン大陸には、大きく分けて3種類のドワーフがいます。
主に北方を中心に居住しているシールド・ドワーフ(=マウンテン・ドワーフ)、
南方のゴールド・ドワーフ(=ヒル・ドワーフ)、
それに遠い昔に道を分かれた、地底世界アンダーダークの邪悪な従兄弟、デュエルガルです。

シールド・ドワーフはかつてフェイルーン大陸の西側に広大な帝国を築いていました。
"シャナタール"という名前のその帝国は、八つの副王国から成り立っており、
それぞれの王国がドワーフの八柱の神をそれぞれ信奉していました。
長い年月の間にこれらの王国は衰退し、滅びていったのですが、
唯一、今日まで存続している副王国があります。
それが、今回のシナリオの舞台となる"イルトカザル"です。

苦難の歴史をただひとつ生き延びたこの王国とは、いかなる国なのか。
その王国に仕える戦士とはいかなるもののふであるのか。
そして、いままさにこの王国が直面する危機、それはいかなるものであり、
それに対していかにドワーフたちは団結し、立ち向かうことができるのか。

当シナリオ『エイト・レルムズ(ER)』において、
PCであるみなさんはイルトカザルの王に仕える兵士の一人となります。
いつもの「寄せ集めの冒険者たちの物語」とは一味違った、
そしてPC全員が同じ種族であることにより体験できるシールド・ドワーフという種族ならではの物語を、
一緒に作り上げ、ご堪能いただける二日間になればと願っております。

募集要項にも書きましたが、
セッション参加にあたって、背景設定に関する事前知識は必要ありません。
また、過去に自分がDMをしたドワーフシナリオ等とも直接的な関連はありません。
「ドワーフが好き」「ドワーフに興味がある」「ドワーフのことを知りたい」
これらのどれか一つでも当てはまるものがあれば、
このエイト・レルムズはそんなあなたのための卓です。
ご参加お待ちしております!
メンテ

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