背景情報:4th以降のフォーゴットン・レルム世界の動き ( No.47 ) |
- 日時: 2017/09/26 06:16
- 名前: 黒トド ID:WPS.vCOc
- とりあえず4th以降のFRの動きについて記入していきます。
英文小説やWEB情報、その他のフォーラムの話などを無理やりまとめたので 多分間違っていますが、今回のシナリオではこういうものだということに しておいて下さい。来週末まで断続的に書いていきます。
今回のシナリオの背景
デイル歴1487年(4thスタート年から8年後)に到るまで
・ネザリル-コアミア戦争
1484年にセンビア総督によるデイルランド侵攻(アークヘンデイルを併合した) はコアミア王国及びミスドラナーのコーマンシアのエルフ王国を始めとする諸同盟の激しい怒りを買い、長い戦争が始まった。 一時はコアミア王国西部の要衝デアルーンを陥落させたネザリル軍も、重要な飛行都市サッカーズを落とされてしまい戦況は停滞した。その裏にはシェイドにして太陽神アモーネイターの聖騎士であるVasen Cale(ヴァゼ・カール)の動きにより、暗黒の女神シャアの中から古のマスク神の位格が切り離されてしまうことと、それに伴う最高司祭リヴァレン王子の暗殺という異変が存在した。
ネザリルのシェイド内での争いもはらみつつ、ルルアー(シルヴァーマーチ)とコアミアは続く1485年をネザリルの同盟蛮族やモンスター種族(特にフロストジャイアントとオーク諸氏族、その間に這い出たドロウが厳しかった)との激しい戦いを続けた。 この中の最大の攻防戦はサンダバー攻防戦とルルアーとしてメニー・アローズ王国を巡る一代の奸雄 Hartusk(ハータスク将軍)の栄光と没落であった。 また戦線は段々と南下しElturgard国(エルタガード国/トーム国教の神権政治国家)まで近寄るが、エルタガードは中立を守り、防衛に専念してしまう。
1486年になると、再びネザリル軍は強硬派のYder Tanthul(イダール皇子)を司令官とし、一時は首都スーゼイルと第二の都市エアラベルを包囲され、あわや首都の城門が落とされるところまで来たものの、奇跡が起こり死せる神ヘルムに選ばれた戦士Kleef Kenric(クリフ・ケンリック)の果敢な戦いとミスドラナーからの援軍により、ついにイダール皇子は打ち倒され、包囲軍を撤退されることにコアミアは成功したのであった。しかしコアミア側の損害も大きく、フォリル王の老齢による死(享年77歳)とそれを継いだ皇太子Irvil Obarskyr(アーヴェル王)の早すぎる戦死(数カ月の在位であった)そして、新皇太子 Baerovus Obarskyr(バーロイス王子)と人々に人気のあった Raedra Obarskyr(リードラ王女)の間で内戦が起こるが、ネザリルの脅威の前に年末に王女への譲位が行われ、ひとまず結束が固められる。
1487年になると神界でのSundering(破壊)の影響が物質界にも表れ、魔法の女神ミストラの復活を感じつつも、織と影織の古い秩序から魔法災害を経て再び魔力の織が変わろうとすることを、大魔術師たちが気づき、事態はより一層の混迷を深めるのであった。
その中で一時は古いムーンスターの残党の仲介により、キャンドルキープの僧院にて七姉妹の生き残りたるリーラル・シルヴァーハンド、エルミンスター、マンシューン、影王ラ―ロック、そしてネザリルのテラモント大公を始めとするそうそうたる面子による会議が行われた。議題は新たな織について。 様々な説得が相互に行われるも、影王ラーロックが新たな力を求めるため会議は破局に到る。その中でテラモント大公は自らの帝国の力を行使し、ついに新たな織の管理者になる野望を持つことになった。
そして、ついに長きにわたる沈黙を破り、ネザリル帝国の最高指導者であるテラモント大公が古き織の管理者であるエルフ上位魔道師の長たるSrinshee(スリンシィ/エルミンスターの師匠であるエルフの大魔道師です)に挑戦し、シェイドシティごとミスドラナーに転移し、奇襲をかけるという策に出た。その真の目的なミスドラナーのミサルに宿る膨大な魔力を用い、変わりつつある織を完全に変換させ、自らの影織的な魔術秩序に世界の織を取りこむことである。その点において、彼は暗黒の女神の忠実な同盟者であった。 混乱するミスドラナーの中で、疑似次元界の隠れ家からスリンシィが現れ激しい魔術戦闘が行われる。この時、偶然もあり、また二人の古い支配者の唯一合意できる物事がSundering(破壊)の最終局面として行われる。すなわちアイビアとトリルの再分離である。
その結果、両者が闘う横で、その隙を突き影王ラーロックが織を得ようとする時に、スリンシィは自らを犠牲とし、織の力を無理やりミストラに戻しました。また彼女はエルフ王家に対する最後の忠誠として、イルシヴィール女王と配偶者のフラー・スターブロウ・メルルース将軍を始めとする多くの者を集団テレポートで安全なセンバーホルムの泉に送りました。
直後に、各人が茫然とする一瞬の隙をついてエルミンスターとその一行はテラモント大公を暗殺することに成功します。この混乱の中、まさかのシェイドシティがミスドラナーの都に落下することで、両市に甚大な被害が出たことは言うまでもありません。 惜しくも影王ラーロックは取り逃がし、生き残っていたシェイドの皇子の中で軍の最高司令官を務めていたアグラレル皇子を逃走中に殺すことで、ネザリルの王位継承が混沌とする原因となるのでした。 何はともあれ、諸国に甚大な荒廃をもたらした大戦争は終わりました。
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