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[7] 【10-07】 監獄都市からの脱出 準備スレッド
日時: 2015/07/06 23:24
名前: DACWebスタッフ ID:HGa3O2wg

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監獄都市 ウェイルーン ( No.47 )
日時: 2015/10/08 04:16
名前: 黒トド ID:gjBW6xf.

監獄都市 ウェイルーン

もともとはコアミア西部の湿原の際にあったこの中規模の街は、DR1374〜1375年にかけて一連のシアリック教団と暗黒の女神シャアの僕による陰謀の舞台となりました。
魔法災害の後、混乱の中コアミア政府はウェイルーンに多くの秘密シャア信仰の団体が
あったことを理由に、ウェイルーンを流刑地に指定し、魔法の儀式と壁で王国の他の地域から隔離することを決定しました。もちろんウェイルーンの市民全てがシャアの信徒であったはずもなく、この街への処置についてはコアミア史上屈指の暗部となりました。その後も王家の反乱を疑われた者、もしくはネザリルのスパイ、裏切り者と思われた者が次々と投獄されました。
その結果、現在ウェイルーンの街は、脱出不能な流刑地としてコアミアの内外に名を馳せ、物理的にも魔法的にもきわめて移動が困難となっています。
(現在、ウェイルーン市内から周辺10マイルの土地は事実上の疑似次元界となっており
パープルドラゴン軍が防衛する入口の門を除いては知られている一般に脱出経路はありません。)また、コアミア法においてはウェイルーンはほぼ例外のない終身の流刑地であり、この街から出た者は極めて少数です。
街の人口は3,000〜6,000名と目されます。実際には自給自足を強制された街ではありますが、街の人間の過半数は既にこの地で生まれ、この地で死んでいく人々であり、もはや何の罪で存在していたのかは定かではありません。
(もとよりウェイルーンの街の住民のほとんどは冤罪だったのですが)

コアミア王国軍は幾つかの監獄と防衛拠点、物資の輸出入を取り扱う税関及び倉庫、そして外界とのポータルである門のみを警備し、街の中は自治という名のマフィア同士の抗争に任されています。(脱出不能な流刑地において内部を統制するコストは無駄だと考えられています)

名目上の領主は14世紀からこの地を治めているレッドベアード伯爵ですが、彼は長年スーゼイルの宮廷貴族となっており、政府から代償の地代を受け取る不在地主となっています。

水などについては街を流れる川(物質界に存在した同じ川の一部が一方向の水のみを通すポータルを通り、そして海へ戻って行きます)を利用しているようです。

また街には住民同士が物資をやりとりするブラックマーケット、幾つかの神殿、盗賊ギルド、東方のヤクザの生き残り、当然シャアやシアリック、そしてベインの教団、賭博場などなどがあり、街の周辺には放棄された漁村や沼地の中の廃墟など幾つかの場所が点在しています。
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