PCを取巻く環境と追加ルールについて ( No.10 ) |
- 日時: 2015/08/23 02:02
- 名前: SIM ID:phGccRzw
- それでは最後にウォーターディープの情勢と追加ルールについてご紹介いたします。
1385DR(青火の年)に発生した呪文荒廃によって、フェイルーンの様々な国々が消滅しました。 その後50年たった今でも、ウォーターディープは災害の影響を受け続け、多くの秩序が失われています。 呪文荒廃の前までは都市内での活動を制限されてきた様々な組織が勢いを増し、治安を脅かせているせいです。 そしてPCが属しているサナザー盗賊団もそのひとつです。
サナザー盗賊団(目のエージェント団)はスカルポート(ウォーターディープの地下にはびこる悪の温床)の南一帯を支配し、奴隷商や密輸品を一手に引き受けている巨大な犯罪組織です。 スカルポートには様々な犯罪組織が存在していますが、その中でもサナザー盗賊団が群を抜いて巨大化したのは、常に「目」の監視が行われ、組織の統制がとれているからです。
PC達はこの組織で敵対組織を始末する暗殺者として隷属しています。 PCが隷属している理由は、身体の中に「蟲」と呼ばれる自律体が埋め込まれており、定期的に抑制剤を摂取しなければ「蟲」が肉体が破壊することを脅しに利用されているためです。 (そのためPC達の活動は基本放置されています。この設定はキャラクターの行動理念を抑制するためのものではありません)
PC達はウォータディープで、「目」の代理人である"全智者"ベイレンの死を探ることを命じられます。 "全智者"ベイレンは秘密領主と呼ばれるウォーターディープの領主会議の一人であり、「目」の代理人であることが公になったならば、それまで制御された悪として容認されてきたスカルポートと、ウォーターディープの間に決定的な亀裂が生じる可能性があるからです。 いずれにしろ都市監視隊がベイレンの死因を特定し、レザレクションを行って証言を得るまでに、すべての証拠を抹消するよう命ぜられます。
もちろん、PC達はこれらの命令におとなしく従う必要はありません。 「蟲」さえなければ、忌々しい「目」の言うことを聞く必要なんてないからです。
ゲームではウォータディープのマップを利用し、各場所へ足を運んで事件を解決していくことになります。 参考:http://park23.wakwak.com/~sim/images/MAP.jpg (場所についてはゲーム時は変更されるかもしれません)
また以下のルールがあります。 @ヒーリング・サージ・オプション(蟲) 蟲は宿主の血液中に潜む、魔術的に作り出された人工的な寄生虫です。 宿主を守るためその肉体の負傷を治癒しますが、定期的に錬金的な抑制剤を飲まなければ蟲は爆発的に繁殖して、宿主を取り殺すといわれています。 ザナサーは配下の者で信用のないものに、この蟲を寄生させて言うことを聞かせています。 PCはボーナスアクションを使用してHDの半分までを使用してHPを回復することができます。 PCは消費したHDのロールの後に、さらにHDを消費するか選択することができます。 再びこの利益を得るためには小休憩または大休憩を終える必要があり、大休憩の終了時点ですべてのHDを取戻し、小休憩で1/4のHDを取戻します。
A挟撃ルール これは4版で用いられた挟撃と同じように働きます。 敵対的クリーチャーに正対する接敵面または角を挟まれた目標は、敵対的クリーチャーに優位を与えます。 優位を得ることにより、攻撃者は攻撃ロールを2つ行い出目の良いほうを採用することができます。
Bヘイト・ポイント 黒幕以外の組織に接触する際に、それぞれの組織はヘイト・ポイントを増加させる可能性があります。 このポイントは、探索を行うプレイヤーに対し、各組織がどれだけ不信感を募らせているかの目安になります。 ヘイトポイントは以下の場合に増加する可能性があり、5ポイントに到達した組織はPC達を確保しようと動き出します。 (黒幕の組織は上記理由とは関係なくイベント等によりPCと敵対します)
・その組織のNPCに対し欺瞞、看破、知覚、説得、手先の早業、隠密を試みて失敗する:+1 ・その組織のNPCに対し威圧を試みる:+1 ・その組織について調査し、そのことが組織に知られる:+1 ・その組織の一般NPCと戦闘を行う:+2 ・その組織のオペレーション・ベースを探ろうとする:+2 ・その組織のオペレーション・ベースに侵入する:+3 ・その組織の幹部NPCと戦闘を行う:+5
以上となります。 それでは、プレロールドキャラクターのご希望について記入があり次第、作成に入らせていただきます。 また、質問等がありましたら、あわせてご記入お願いします。
よろしくですー
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