シェイミとエルダン ( No.33 ) |
- 日時: 2016/10/04 01:04
- 名前: ユージ ID:uSksmA0A
- > シェイミ Deception Check d20 = 8 + 4 + 2 = 14
門外漢の作品としてはなかなか良いものができました。
> エルダン Religion Check d20 = 4 - 1 = 3 残念ながらエルダンの知らないアンデッドでした。
シェイミとエルダンは、再びナラグの拠点へと赴きました。一度赴いた場所だけに、今回は若干早く、まだ火があるうちに到着します。 天幕の周辺では、人間達が見張りに立っています。あなたがたが日が沈むのを身を潜めて待つうちに、時は夕刻になります。 かまどに新たな薪がくべられ、夕餉の支度が始まります。あなた達が保存食の乾し肉を齧る間、人間達の食事(子豚の丸焼き)も終わります。 夜の帳が降り、人間達が大型の天幕に戻るのと入れ違いに、小さな天幕からノールたちが目をこすりながら出てきました。
直感的に今が好機と悟ったシェイミは、手紙を咥えたネズミの姿になります。欠伸をかみ殺す中型生物達の足元を駆け抜け、洞窟の中に走りこみます。
通路の左手に進むと、南北35ft、東西15ftほどの部屋があります。北側には大きな毛皮が重ねて敷かれており、その上で艶やかで豊かな黝い毛並のノールが毛づくろいをしています。 部屋には、略奪品と思しき品や小箱、袋が無造作に転がっています。 ノールは大抵は痩せた体躯の個体が多いのですが、彼女の身体は肉感的ですらあります。その身体をHide Armorが締め付けており、退廃的な雰囲気を漂わせています。 そして、何よりもその影!光のない空間でありながら、明らかにそれと分かる影が彼女の背後に伸びています。シェイミが見る限り、この部屋の奥に伸びる通路はありません。
通路を40ftほど引き返したシェイミは、通路の分岐の片隅に―しかしすぐに気が付く場所に手紙を落とし、引き返そうとしますが、その瞬間背後に何者かの気配を感じ、飛び退きます。
「ジィッ!」
獲物を逃して悔しげに唸ったのは、まだ若いノールでした。しなやかさの中に精悍ささえ感じさせる若者は、どうやら右手の通路から戻ってきたところのようです。彼の目が、シェイミが置いた手紙に向けられました。
「グル…?」
ノールの目が、手紙と、手紙を運んできた鼠の間を不思議そうに往復しています。
エルダンは拠点の外で待機中です。
どうしますか?
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