「エムリディの奇跡」エピローグ ( No.47 ) |
- 日時: 2016/11/01 02:18
- 名前: らぱんどら ID:3EAQr2xg
- >「エムリディの奇跡」参加者各位
主要バイプレイヤーのその後(後日談)、そしてエピローグです。
●砦の八者 ロビラー 黒幕であった北の魔王が封じられていたグレイホークルインへ向かい、 北の魔王を解放したうえで仕留めようと試みるも果たせず。 この後アニー(テンサー)とも決別し、単独で北の魔王殲滅のため剣に打ち込む。 後、八者の円の重鎮ラリーと組み、世界に楔を打ち込むがそれはまた別の物語。
テンサー(アニー) “バランス”を盾に介入を禁じたモルデンカイネンと距離を置くようになり、 ヴェクナ、ラリーとの戦いを経て、独自の勢力として、暗黒との戦いを決意。 ニル・ディヴ湖畔に座す彼の居城を中心に活動している。 彼の紋章にはふた振りの剣がいまも飾られている。
オーティス アンサラーを完成させたことで、 全ての情熱が消え失せ、魂も疲弊し、翌年死亡。 灰のように燃え尽きたとされる。
リチャード ロビラーから結婚祝いにグレイホーク市の宿屋、 グリーンドラゴンインをもらいうけオーナーになる。 グレイホークシティの冒険者達の良きパトロンとなった。
クイジ ロビラーとの契約が満期となり、 表の顔はグレイホークシティでバーテンダーとして、 裏の顔としてオークとハーフオークの相談役として活躍中。
●戦争評議会
ジット・ジムブルクラップ クロン丘陵の代表を孫のジム王子に譲り、政治の世界からは引退。 ノームの魔法大学とヴァーボボンクのシルバー・コンソーシアム創設に協力、 後進の育成に努める。 エスプリの効いた毒舌は健在の模様。
ガート・ストーンボーンズ ポマージの侵攻を食い止めた後、 先祖縁の地であるスタラゴス奪回のため軍勢を率いて進み一度は奪回。 再侵攻してきた新生ポマージ軍とアンダーダーク勢力の前に行方不明となる。 愛斧オルクリストは受け継がれ今も最前線にあるという。
サーティン 13番目の聖カスバートの聖人として12番目の聖レグルスを併せ 新たな民衆の庇護者と民間信仰の対象となる。 分離した人格は“指輪の五者”として多くの呪文をフラネスに残す。 聖印は四葉のクローバーである。
ウィルフリック子爵 ヴァーボボンク軍は後のグレイホーク戦争、北方十字軍にも参戦せず、 名参謀、名軍師としての采配が振るわれることはなかった。 CY587年刈取月、寝室で死亡(暗殺説多し)。 最後まで剣が鞘から抜かれることはなかったという。
スロメルW世皇子 エムリディの戦いの後、婚約者のジョレーンが影武者をしばし務め 公式声明ではCY573年、遠征中に行方不明となったとされる。 暗黒の理力を直接受けブラックガードとなり暗黒の使徒となった 今も彼は“光の皇子”である。
●グランド・フィナーレ 「…こうして暗黒邪霊神殿は崩壊し、 世界は光の皇子さま率いるライチャス・ホストの軍勢と 彼をささえた12人の英雄達によって救われたのです。 めでたし、めでたし」 「しっているよパパ、あの星座(獅子座)は聖レグルスさまの星座なんでしょ」 「そのとおりだ、黄道12宮の星座はあの時より、 彼ら12英雄に所縁のある名で呼称されるようになったからね」 ※ 「皇子は逝った…。」 「我らの名は天に残り名声として残れど、 皇子の名はその端を語ることすら禁じられているというのに」 「T…皇子の名前であると同時、かの暗黒神の頭文字でもある、 なんという符牒、なんという運命。」 「忘れさられてしまうのか…“八者の円”の施しし“忘却の封印”の前に…。」 「時代はまさに灰燼の時代となりつつある。 北の魔王は復活し、東の帝国は分裂、 南ではキーオランドが孤立し、緋色団が席巻、 中央フラネスは指導者不在で動きがとれない。」 「だがまだ暗黒の時代ではない、俺は行く。」 「あてはあるのか?希望は?」 「この手にはいまだ“Chaser”がある。 “Chaser”がある限り、“Answerer”は健在だ。 なればこそ…」 「希望か。パンドラの箱に残りしもの、か。」 「いつかは暗黒の時代が来るのかもしれない…だが」 「今はまだその時ではない」 「そうだ」 「ならば伝えよう“シーカー”として“光”を導くために。 “Courageous” “Commnader” “Challenger” “Chieftain” “Crest” “Crusader” そして “Chaser”」 「?」 「7つの“C…elestial”を見つけるのだ“Chaser”よ! 光を夢を再び取り戻すために!」 ※ 追跡者は探索に赴く。 ふり仰げば満点の星空に天の河、そして黄道12宮の星座。 星々は煌めき最後のメッセージを送るかのようだ。
『ニンゲンの絶対なる意思は絶対の魔力となる。 それは奇跡に通じ、それを約束する』
………“エムリディの奇跡”Fin.
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