===造船都市カソミール=== ( No.82 ) |
- 日時: 2015/10/07 12:34
- 名前: 位坂敏樹(misaka) ID:H1KsufPA
- http://ux.getuploader.com/dac2015pf_goldenwatch/download/4/cassomir.jpg
ttp://ux.getuploader.com/dac2015pf_goldenwatch/download/5/taldor_1.jpg ttp://ux.getuploader.com/dac2015pf_goldenwatch/download/6/Taldor_2.jpg urlはカソミール及びタルドール周辺地域の地図となります
タルドールにおいて、オパーラは最も巨大で最も繁栄した都市であり、ジマールが無慈悲で軍国主義的な支配の拠点として 繁栄したのに対し、カソミールは帝国に於ける海軍精神の拠り所として、更には内海地域に於ける海軍の活動拠点として 誇り高き地位を示している。 カソミールはタルドール帝国海軍が誇る最強の船団の建造地であり、ゴラリオン世界に於いて最高の造船所と職人達が 提督と皇太子の為に家族ぐるみで何十世代にも渡り仕えている。 カソミールが帝国への貢献の為に主力艦を建造したり、進水した艦をスター湾(Star Bay)に曳航するのを見るのは ごくありふれた光景で、1週間もそれを見ないのは極希なことである。
所属:タルドール 規模:巨大都市 人口:32340 統治:合議制 属性:真なる中立 基本価格:8000
●歴史 かつてカソミールは旧クイックフォール修道院(Quickfall Abbey)を囲む小さな貿易港だったが、その小さな港は すぐに帝国とその海軍の要所として発展し急成長した。増築された一連の城壁は最初の町の西側に建設され、今日では 旧カソミール地区として知られている。タルドールに於ける海軍の重要性は国の発展と共に増す一方となり、それに 対応してカソミールの港も拡張、改良された。そして、何十もの乾ドックが軍艦建造の為に追加され、海軍の使用頻度も 増大した。造船所の南部を干拓することで都市を拡大する嘆願書が皇太子へと届け承認され、現在では”提督の湿原(Admiral's Fen)” と呼ばれている。提督の館のあるグレイガード城(Castle Grayguard)は建築より僅か200年しか経っていない。
●地理 カソミールはスター湾に注ぐセレン川の河口に位置し、内海地域と川沿いの内陸部地域を繋ぐ交易都市として大きく 繁栄している。位置的な重要性から自然とタルドール帝国海軍の係留地となり、渡河を希望する者から税金を取り立てている。 そして湾も、ポートモス川(River Porthmos)より続く危険な鋸刃湾(The Jagged Saw)の西の端に位置している。 カソミールの周囲の陸地側には広大なブラックウッド沼地(Blackwood Swamp)がある。 近隣の閑静な農業地区であるホープス・ホロウ(Hope's Hollow)は、東海道に沿って1時間の位置にある。 デロ達の都市であるコルガンビア(Corgunbier)へと続くトンネル迷路が都市の地下深くに隠されており、デロ達は地表世界へと 繋がる沢山の隠し通路を知っている。そしてそのことは、彼らが狂気の実験を行う事を容易にしている。
●経済 カソミールは帝国海軍工廠の本拠地であり、北にあるヴァーデュランの森の材木を運搬し軍艦の生産を行っている。 また、内海地域からセレン川を通過して五大王山脈、ラズミール、キヨーニン、河川王国地域やガルトといった国々との 交易を行うあらゆる船舶から通行料を取り立てることで更なる富を生み出している。 そして、ブラックウッド沼地にて採取されるタールでも知られており、これらは船や建物屋根の防水塗装として定期的に 用いられている。ブラックウッドのタールは独特の甘い芳香を放っており、そのため帝国造船所にあるタール工場からは時 折わざとらしいキャンディのような芳香が漂ってくる。
●居住 カソミールは内海地域に於けるハーフリングの主要な居住区の1つでもあり、地元のハーフリング達は幾らかタルドール人達の 世俗一般的な振る舞いを受け継いでいる。ハーフリング達は、その低い身長から造船工事中により狭い場所の作業を行うことが 可能であり、それにより造船技術に長けていることで有名となっている。しかしカソミール製の船には、しばしば ハーフリング達により背高達を嘲る落書きが隠されている。
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