【DM】シナリオ背景 ( No.16 ) |
- 日時: 2017/08/30 07:57
- 名前: DM:sazaki ID:WoG1981k
- >>皆さん
お待たせしてしまってすいませんでした。先だって8/26(土)と8/27(日) の二日間で本番と同じようにテストプレイをしまして、その結果を踏まえて 現在修正中で、皆さんに提示する資料がまだ未完成です(´・ω・`)
未完成ではありますが、今回のセッションのシナリオ背景は把握できると 思いますので、pdfデータを下記のリンク先でダウンロードお願いします。
http://4.gigafile.nu/0906-b08a31231e8dfe59007eea9bcd097c35c
あと、こちらの掲示板の方にもシナリオ背景を書き込んでおきますね。
*★キングダム&ドラゴンズ2017のシナリオ背景
各PCのシナリオハンドアウトを決めてもらう前に今回のセッションにおける シナリオ背景を説明致します。
物語は7年前の屠龍暦292年から始まります。当時、王子/王女役PCの 父親である国王「トロンV世」が巷で“聖女”と名高い見目麗しい「ラヴェンナ」 を相談役として召抱えます。それから1年後、トロンV世の妻であり、王子/王女役 PCの母親である王妃は病死しました。王妃の喪が明けた後、トロンV世は重臣 たちの反対を押し切って、聖女ラヴェンナを王妃とします。これによりラヴェンナは 王子/王女役PCの義母となりました。そして、それが綻びの始まりでした。
ラヴェンナが王妃となった後、ダスクビリアの宮廷は少しずつおかしくなって いきました。トロンV世に苦言を呈する重臣たちは追放され、奸臣たちが国政を 牛耳るようになりました。また、トロンV世は国政への興味が薄れ、もっぱら 王妃ラヴェンナと戯れることが日課でした。宮廷は乱れに乱れていきました。 そして、今から3年前の屠龍暦296年に事件が起こります。ラヴェンナの 反乱です。ある嵐の夜、どこからともなく王宮に赤い鎧と黒い鎧を纏った謎の 騎士たちが現れました。
彼らは突然、剣を抜くと宮廷で殺戮劇を繰り広げたのです。その謎の騎士たち を支配していたのは、義母であるラヴェンナその人でした。その殺戮劇のなかで 国王トロンV世を始めとする王族に連なる人たちは皆殺しにされました。しかし、 王子/王女役PCだけは忠義溢れる親衛隊長が身を挺して逃がしてくれたおかげ で辛うじて城外に脱出できましたが、追っ手の手は緩まず、ついに王都郊外で 追い詰められてしまいます。もはやこれまでか!?・・・・・と思った瞬間、 救いの主が現れます。この国の守護竜である「銀竜セイヴァー」です。
銀竜セイヴァーのおかげで一命を取り留めましたが、その戦いで銀竜は瀕死の 重傷を負います。実は銀竜セイヴァーはラヴェンナの手の者によってすでに重傷 を負っていたのです。死の間際、銀竜セイヴァーは予測できうる範囲での ラヴェンナの企みと歴史の真実を告げ、後のことは自分に仕える「竜の巫女」と、 自分の子である幼竜「アーサー」(Lv.3程度)に託し、息を引き取ります。
銀竜セイヴァーから告げられたラヴェンナの正体とその企み、そして歴史の 真実は驚愕の連続でした。 ■正体・・・デーモン・ロード「オルクス」直参の高位神官。その真の姿は ヒューマンに擬態したリッチ、またはデーモンだと思われる。
■目的・・・“災厄にして厄災の竜”ギラ・ダハーカを復活させ、その力で 多くの死を招くこと(封印されたギラ・ダハーカは、この国に強い恨みがある と思います。復活すればこの国のみならず広い範囲に渡って犠牲者がでるでしょう)。
■歴史の真実・・・ギラ・ダハーカは死んでおらず、ビリア湖の底に封印されて いるだけ。その封印は早くて3年後には解かれる。また、神剣ペンドラゴンは 王城の宝物殿に安置されているが、ギラ・ダハーカの呪いで光を失っており、 現状では使い物にならない。 そして、仮にギラ・ダハーカが復活した場合、その護りのオーラを切り裂ける のは神剣ペンドラゴンのみである(シナリオの都合上、オーラウェポン等の 既存アイテムで無効化できない仕様です)。
厳しい状況ですが、竜の巫女はPC達に唯一の打開策を話します。その話を 聞いたPC達は王国の西端に領地を持つハーデン公爵領に落ち延びました。 ザイ・ハーデン公爵は元・王国宰相であり、王子/王女役PCの幼い頃からの 教育係でした。現時点で最も信頼できる人物であるハーデン公爵に自分達の目的 を伝え、そして、ラヴェンナに対抗する為の軍備を整えてほしいと要請しました。 竜の巫女から聞いた唯一の打開策とは、神剣にかけられた呪いを解き、その光 を復活させる為のアーティファクト、太陽神ペイロアが造りし“ひかりのたま”を 探し出すことです。PC達は後事を公爵に託し、旅に出ます。その日は奇しくも 竜殺しの英雄にして建国王であるライア王子が神剣ペンドラゴンを求めて旅に 出た日と同じ日でありました。
3年後の屠竜暦299年11月中旬、PC達は神々が座する地、“輝ける都 ヘスタヴァール”にて太陽神の試練に打ち勝ち、“ひかりのたま”を手にして 帰還します。ですが、ラヴェンナの悪政と生贄の儀式によって王国は闇に閉ざされ、 悪徳が蔓延していました。 そして、ギラ・ダハーカの復活は目前なのでした。 (終)
*■PC達の【大】目標 魔女ラヴェンナを打倒し、災厄にして厄災の竜ギラ・ダハーカの復活を阻止 すること。そして、王国を取り戻すこと。
*■PC達の【中】目標 神剣ペンドラゴンを復活させること。ギラ・ダハーカの再封印には“ひかりの たま”を用いて神剣ペンドラゴンにかけられた呪いを解き、その力を復活させる 必要がある。 神剣ペンドラゴンは現在、王城の宝物殿に安置されている。しかし、現在、 王城はラヴェンナとその配下が支配している為、まずはその軍を打ち破って入城 する必要がある。
*■PC達のさしあたっての【小】目標 PC達が旅に出ていた3年間、後事を託したザイ・ハーデン公爵が尽力して くれたおかげで抵抗軍としてある程度の戦力は整った。それでもまだ戦力は十分 とはいえない。 そのため、これからPC達が自ら動いて戦力集めをする必要がある。
*■PC達のストーリー導入部分 ラヴェンナの生贄探しの部隊、通称「魔女の人狩り隊」を襲撃し、囚われた 同行NPCを助ける所から始まります。
*★PTメンバー同士の関係について 3年もの間、苦楽を共にしたこともあり、最初からそれなりに強い絆を結んだ 間柄という関係は構築済みです。
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